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便秘はサプリで解消できる?有効成分や選び方・注意点を解説

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便秘が続くと、お腹の張りや不快感で気分まで重くなりがちです。
食事や水分に気をつけていてもスッキリしないと「サプリでどうにかならないかな」と思うのも自然なことでしょう。

ただ、便秘サプリは種類が多く「本当に効くの?」「乳酸菌と食物繊維、どっち?」「トクホや機能性表示食品って何が違う?」と迷いやすいもの。
合わないものを選ぶと、期待した実感が得られないこともあります。

この記事では、便秘サプリでできること・できないことを整理したうえで、代表的な成分の役割、選び方のチェックポイント、摂取時に気をつけたいことまで、迷わず判断できるようにまとめます。

目次

便秘はサプリで解消できる?

結論、サプリメントは便秘を直接「治す」ものではありません。サプリメントは医薬品ではなく食品に分類され、不足しがちな栄養素を補い、健康維持をサポートする役割を担っています。

一方で、便秘サプリメントには腸内環境を整える成分や便通を促す成分が含まれており、継続的に摂取することで、便秘になりにくい体質づくりをサポートできます。
ただサプリを飲むだけでなく、次のような生活習慣とセットで取り入れることがおすすめです。

  • バランスのよい食事(食物繊維や発酵食品、水分など)
  • 適度な運動(歩く、ストレッチなど)
  • 規則正しい生活(睡眠、食事の時間、トイレの習慣)

また、薬機法の関係上、サプリメントのパッケージには「便秘を解消する」といった効果効能を明確に表示することはできません。しかし、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として認められたサプリメントであれば、科学的根拠に基づいた一定の機能性表示が可能です。

そもそもなぜ便秘は起こる?主な8つの原因

便秘には「機能性便秘」と「器質性便秘」の2種類があります。

  • 機能性便秘:腸の動きや生活習慣が関係して起こる便秘
  • 器質性便秘:病気などが原因で起こる便秘

サプリメントで対処しやすいのは、基本的に機能性便秘です。

ここでは、便秘につながりやすい主な原因を8つ紹介します。

  • 腸内環境の悪化
  • 食生活の乱れ
  • 生活リズムの乱れ
  • 水分不足
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 運動不足
  • 便意のがまん

腸内環境の悪化

腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が存在していますが、このバランスが崩れて悪玉菌が優勢になると、便秘を引き起こします。

善玉菌は腸の蠕動運動を促し、便の排出をスムーズにしますが、食生活の乱れ・ストレス・加齢により減少します。乳酸菌やビフィズス菌を含む発酵食品を積極的に摂取し、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を併せて摂ることで、腸内環境を改善できます。

食生活の乱れ

食物繊維不足など食生活の乱れは、便秘の大きな原因のひとつです。現代の日本人は食物繊維が不足しがちで、極端なダイエットや偏食、不規則な食事時間も便秘を招きます。

朝食を抜く習慣も要注意です。朝食を摂ると胃腸が刺激され、排便反射が起こりやすくなりますが、朝食を抜くとこのリズムが乱れ、便秘になりやすくなります。

生活リズムの乱れ

不規則な生活は自律神経のバランスを崩し、腸の蠕動運動をコントロールする機能を乱します。夜更かしや睡眠不足、不規則な食事時間が続くと体内時計が狂い、腸の働きも不安定になります。

水分不足

水分が不足すると便が硬くなり、排出しにくくなります。1日1.5〜2Lを目安に、こまめに水分を摂取しましょう。ただし、カフェインを多く含む飲み物は利尿作用があるため、水や麦茶などを選ぶようにしましょう。

ストレス

ストレスは自律神経を乱し、腸の働きを低下させます。ストレスを感じると交感神経が優位になり、腸の蠕動運動が抑制されます。適度な運動や趣味の時間を持つことで、ストレスを軽減することができます。

ホルモンバランスの乱れ

女性は月経前や妊娠中にホルモンバランスが変化し、便秘になりやすくなります。月経前の黄体ホルモンには腸の蠕動運動を抑制する働きがあります。更年期におけるエストロゲンの減少も自律神経を乱し、便秘を引き起こす原因となります。

運動不足

運動不足は腸の蠕動運動を低下させます。とくに腹筋が弱いと、排便時にいきむ力が不足します。ウォーキングや軽いストレッチなど、日常生活に運動を取り入れることで、腸の働きを活性化することができます。

便意のがまん

便意を感じても我慢する習慣があると、直腸の感覚が鈍くなり、便意を感じにくくなります。これを「直腸性便秘」といいます。便意を感じたら、できるだけすぐにトイレに行く習慣をつけることが大切です。

便秘改善が期待できるサプリの成分

便秘サプリメントには、さまざまな成分が配合されています。
ここでは、便秘改善が期待できる主な成分について解説します。

食物繊維

食物繊維には「不溶性」と「水溶性」の2種類があり、それぞれ異なる働きをします。

  • 不溶性:水分を吸って膨らみ、便のかさを増やして腸を刺激する
  • 水溶性:便をやわらかくし、善玉菌のエサになって腸内環境を整える

理想的なバランスは、不溶性と水溶性を2対1の割合で摂取することです。サプリメントを選ぶ際は、両方がバランスよく配合されているものを選びましょう。

オリゴ糖

オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えます。ビフィズス菌などの善玉菌はオリゴ糖をエサにして増殖するため、間接的に腸内環境を改善できます。また、砂糖に比べて低カロリーであるため、ダイエット中の方でも取り入れやすい成分です。

乳酸菌・ビフィズス菌

乳酸菌やビフィズス菌は、腸内環境を整える代表的な善玉菌です。腸内で乳酸や酢酸を産生し、腸内を弱酸性に保つことで、悪玉菌の繁殖を抑えます。

  • 生菌:生きたまま届いて働く
  • 死菌:善玉菌のエサになり、免疫面にも寄与するとされる

どちらにもメリットがあるため、両方をバランスよく摂取するのが理想的です。

酪酸菌

酪酸菌は大腸内で酪酸を産生する菌です。
酪酸は、大腸の蠕動運動に必要なエネルギーの約8割を担う重要なエネルギー源で、腸のバリア機能を高めて炎症を抑える働きもあります。酪酸菌は胃酸に強く、生きたまま腸に届きやすいという特徴があります。

ビール酵母

ビール酵母は食物繊維やビタミンB群、ミネラル、アミノ酸を豊富に含んでいます。食物繊維は善玉菌のエサとなり、ビタミンB群は腸の粘膜を健康に保ちます。

マグネシウム

マグネシウムは便秘薬にも使われる成分で、酸化マグネシウムとして配合されます。腸内で水分を吸収し、便をやわらかくします。お腹が痛くなりにくく、クセになりにくいという特徴があります。

ビタミンD

ビタミンDは、腸内環境を整えるために必要なホルモンの調整に関わっていますが、日照時間が短い地域や室内で過ごすことが多い方は不足しがちです。サプリメントで補うことで、腸内環境の改善をサポートできます。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は、魚油や亜麻仁油に含まれる良質な脂質で、腸の炎症を抑えます。適度な油分は便の滑りをよくし、排出をスムーズにします。

便秘サプリを開発する際は、定番の食物繊維や乳酸菌に加えて、酪酸菌やコタラヒムブツ(サラシア)といった独自成分を配合することで差別化が図れます。コタラヒムブツは糖の吸収を抑えるだけでなく、便通改善効果も期待できる注目の成分です。

自分に合った便秘サプリの選び方

便秘サプリは種類が豊富で、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。
ここでは、自分に合ったサプリメントを選ぶためのポイントについて解説します。

特定保健用食品や機能性表示食品か

サプリメントを選ぶ際は「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」の表示を確認しましょう。

【特定保健用食品(トクホ)】
国が個別に審査し、健康の維持増進に役立つ効果を表示することを許可した食品です。厳しい審査を通過しているため、安心して使用できます。

【機能性表示食品】
事業者が科学的根拠に基づいた機能性を消費者庁長官に届け出た食品です。国の審査はありませんが、定められた手続きに従って届け出ているため、一定の信頼性があります。

商品企画の観点からは、特定保健用食品は審査費用と時間がかかりますが、消費者の信頼度は高くなる傾向があります。一方、機能性表示食品は比較的コストを抑えられるため、中小企業でも取り組みやすい選択肢です。

必要な成分が充分かつバランス良く配合されているか

成分表示を見て、必要な成分が「入っているか」だけでなく「十分な量か」を確認しましょう。「乳酸菌配合」と書かれていても、配合量が少なければ期待する実感につながりにくいことがあります。

また、食物繊維を選ぶ場合は、不溶性・水溶性のバランスもポイントです。目的やタイプに合わせて、重視する成分を整理すると選びやすくなります。

  • 運動不足が気になる:食物繊維を重視
  • ストレスが気になる:乳酸菌・酪酸菌などを重視

ターゲット層によって重視すべき成分は変わるため、セグメント別の商品設計が差別化のカギになります。

余計な添加物は入っていないか

サプリは形を保つために添加物が使われることがあります。必要最低限のものはともかく、着色料・香料・甘味料など「見た目や味のためだけ」の添加物が多い場合は避けるのが無難です。

あわせて、アレルギーがある方は成分表示でアレルゲンの有無も確認しましょう。

認証を取得した工場で作られているか

GMP(適正製造規範)認証を取得した工場で製造されたサプリメントは、品質管理が徹底されています。GMPは医薬品と同レベルの厳しい基準で、安全性の担保はリピート購入率やLTV(顧客生涯価値)の向上にも直結します。

摂取しやすい形状や味か

継続して摂取するためには、飲みやすい形状や味であることも重要です。錠剤、カプセル、粉末、ゼリーなどさまざまな形状があり、自分に合ったものを選びましょう。

継続しやすい価格か

サプリメントは少なくとも2〜3か月は継続する必要があるため、無理なく続けられる価格帯のものを選びましょう。成分や配合量、安全性を確認したうえで、自分の予算に合ったものを選ぶことが大切です。

便秘サプリを摂取する際の注意点

便秘サプリは食品ですが、摂取する際にはいくつか注意すべき点があります。ここでは、安全にサプリメントを活用するための注意点について解説します。

過剰摂取

サプリメントは「たくさん飲めば効果が高まる」というものではありません。食物繊維を摂りすぎると便秘が悪化したり、マグネシウムの過剰摂取は下痢や吐き気を引き起こすことがあります。

厚生労働省の報告によれば、サプリメントによる健康被害は年間3,000件以上にのぼります。必ず製品に記載された1日の摂取目安量を守りましょう。

※出典:東京都健康安全研究センター「健康食品ナビ」
※出典:厚生労働省「健康食品の安全性・有効性情報」

副作用やアレルギー

人によっては、副作用やアレルギー症状が出ることがあります。原材料にアレルゲン(乳成分、大豆、小麦など)が含まれていないか、成分表示を必ずチェックしてください。

別のサプリメントや医薬品との飲み合わせ

複数のサプリメントを併用する場合や医薬品を服用している場合は、飲み合わせに注意が必要です。酸化マグネシウムは一部の抗生物質の吸収を阻害することがあります。医薬品を服用している方は、事前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

妊娠中・授乳中・持病のある方の使用可否

妊娠中や授乳中の方、持病のある方は、サプリメント使用前に必ず医師に相談してください。安全性が確認されていない成分もあるため、自己判断での使用は避けるようにしましょう。

【重要】服用後に不調を感じたら医師に相談を

サプリメントを摂取して不調を感じたら、すぐに使用を中止し、医師に相談してください。腹痛、下痢、吐き気、発疹などの症状が現れた場合は、アレルギーや副作用の可能性があります。

症状が改善しない場合や悪化する場合は、必ず医療機関を受診してください。

サプリだけに頼らない!日ごろからできる便秘対策

サプリメントは便秘対策の心強い味方ですが、それだけに頼るのではなく、日常生活の見直しも重要です。ここでは、今日から始められる便秘対策をご紹介します。

【便秘対策:早見表】

何をする?目安・やり方お試しするなら
食生活を見直す食物繊維・水分・発酵食品・良質な油朝食+水1杯をセットにする
便意を我慢しすぎない便意が来たら早めにトイレへ朝食後に座る習慣を作る
生活リズムを整える起床・就寝・食事時間を固定起きる時間だけ先に固定
運動・マッサージ有酸素運動+腹筋系/お腹を時計回りにまず10分歩く+寝る前1分
水分をこまめに1.5〜2L目安コップ1杯を回数で管理
ストレスを溜めこまない趣味・会話・呼吸法・ヨガなど1日5分のリラックスタイム
睡眠の質を上げる寝る1〜2時間前はカフェイン・ブルーライト避け寝る前スマホを置く場所を決める
過剰なダイエットを避ける食事量と栄養バランスを確保主食・主菜・副菜だけ守る

食生活を見直す

便秘改善の基本はバランスのよい食事です。サプリメントで栄養を補うだけでなく、日々の食事から必要な栄養素をしっかり摂取しましょう。

食物繊維

1日あたり、成人男性で21g以上、成人女性で18g以上の摂取が推奨されています。

  • ごぼう
  • さつまいも
  • 玄米
  • 大豆(不溶性)
  • わかめ
  • こんにゃく
  • バナナ
  • りんご(水溶性)など

これらをバランスよく摂取しましょう。

良質な油

オリーブオイルや亜麻仁油、えごま油などの良質な油を1日大さじ1〜2杯程度、サラダのドレッシングや料理に使いましょう。

発酵食品

ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品を毎日の食事に取り入れることで、腸内環境を整えることができます。

水分もこまめに摂取しよう

1日1.5〜2Lを目安に、こまめに水分を補給しましょう。
便秘解消には硬水(マグネシウムが豊富)もおすすめです。朝起きたときにコップ1杯の水を飲むと、腸が刺激され、排便反射が起こりやすくなります。

生活リズムを整える

規則正しい生活は腸のリズムを整えます。毎日同じ時間に起床・就寝し、3食きちんと食べましょう。
とくに朝食後にトイレに座る習慣をつけると、自然な排便リズムが身につきます。

運動やマッサージをする

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を1日30分程度行いましょう。腹筋運動やスクワットも効果的です。
お腹のマッサージ(おへその周りを時計回りに優しくマッサージすること)もおすすめです。

ストレスを溜めこまない

趣味の時間を持つ、友人と話す、深呼吸やヨガ、瞑想などのリラクゼーション法で、ストレスを上手に発散しましょう。

睡眠の質を上げる

就寝前のカフェイン摂取やスマートフォンのブルーライトは睡眠の質を下げます。
寝る1〜2時間前にはこれらを避け、適度な温度と湿度、静かで暗い環境を整えましょう。

便意を我慢しすぎない

便意を感じたら、できるだけすぐにトイレに行く習慣をつけましょう。
朝は時間に余裕を持って起き、ゆっくりトイレに行ける時間を確保してください。

過剰なダイエットを避ける

極端な食事制限は便秘を引き起こします。ダイエット中でも最低限の食事量と栄養バランスを保ち、食物繊維や発酵食品を積極的に取り入れましょう。

サプリメントと生活習慣の改善を組み合わせることで、継続率(LTV)を高めることができます。

まとめ

便秘サプリメントは、症状を直接治す薬ではありませんが、腸内環境を整え、便秘になりにくい体の状態づくりを支える「土台づくり」の手段です。食物繊維、乳酸菌・ビフィズス菌、酪酸菌、マグネシウムなどの成分が、腸の働きや便の状態に多方面からアプローチします。

選ぶ際は、トクホや機能性表示食品などの表示を確認し、必要な成分が十分に配合されているかをチェックしましょう。また、GMP認証工場で製造されたサプリメントを選ぶことで、安全性も確保できます。

ただし、サプリメントだけに頼るのではなく、バランスのよい食事、適度な運動、規則正しい生活習慣と併せて取り入れることが大切です。便意を我慢しない、水分をこまめに摂る、ストレスを溜めないなど、日常生活の見直しも欠かせません。

一方で、便秘サプリ市場は競合が多い分野でもあります。しかし、独自素材の活用や表示区分の選択、ターゲットに合わせた成分設計によって、まだ十分に差別化の余地があります。

協和薬品株式会社は、50年にわたる実績と1,000種類以上の豊富な原料、小ロット対応、自社GMP工場による安全な製造体制を備えています。便秘サプリの開発をお考えの企業様は、企画段階からトータルでサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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